居住実態なし…10年前に把握
100歳以上の高齢者64人の所在不明が明らかになった大阪市は12日、西淀川区に住民登録していた「123歳」の女性について、30年前に平野区に死亡届が提出されていたことを確認した、と発表した。同市では「127歳」の男性についても44年前に死亡届が出ていたことが判明したばかり。いずれも10年前に居住実態がないことを把握しながら戸籍チェックなどを怠っていた。
市によると、「123歳」の女性は外国人登録者。1977年に登録期限が切れたが更新されず、2000年の介護保険導入時に職員が西淀川区の住所地を訪ねたところ、更地になっていた。今回の調査で、親族が80年2月、平野区に死亡届を出していたこともわかったという。
「127歳」の男性についても、市は2000年時点で所在不明であることを把握。しかし、この日初めて戸籍をチェックし、死亡を確認した。その他の63人は死亡届の提出が確認できていないという。
平松邦夫市長は、「1日あれば出来た作業をしないままでいた。連携が悪く、大都市ならではの甘い感覚があった」と述べた。
(2010年8月13日 読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100813-OYO1T00212.htm?from=top


